数ヶ月前、インスタグラムにプラチナエイジ振興協会からメッセージがありました。この協会は、あまり注目を集めず、社会の傍観者となりつつある年配者たちを紹介していくことを目的としています。「シルバー世代」と呼ばれる人々を、この協会ではもっと価値ある金属の「プラチナ世代」と呼んでいます。スカイプを通してインタビューを受け、私は着物を通じて何をしたいか、着物を日本のファッションとして推奨したいこと、などを伝えたところ、彼らは文化部門ではなく、ファッション部門での授与を決めてくださいました。これは、着物を文化になってしまう前に素晴らしいファッションとして扱ってほしいと考えている私にとってはとても光栄な事でした。
人々は服装で自己表現を行い、そしてそれが価値ある文化として残っていきます。例えば、イギリスのミニスカートやパンクファッションはイギリスのファッションの象徴になりました。
私は2024年プラチナエイジスト賞の授賞式に参列しました。演歌歌手の小林幸子さんを含め日本で活躍する方々と一緒に受賞できたことは、私にとってこの上なく光栄な出来事でした。
日本人がもっと着物を着る事を身近に感じ、この素晴らしいファッション遺産に誇りを持ってほしいと願っています。
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